風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

森の中の古木

うふふ、最近は抽象系により深くのめり込むようになりました。形を整えてはっきり描くよりは、個人的には、実にこっちが面白いのです。 古木 狙いがあっても精々二割。あとはほぼ偶然です。しかし狙いの二割は意外に大きくて、それだったら二割じゃないだろ…

ケーブルの街

考えてみれば、街はケーブルだらけなのですね。街と言うより地球そのものが…。なにやら毛細血管を想像してしまいますが、人が生きるのにいったいどれだけのケーブルが必要なのかな。 ケーブルの街 街を描くことが少ないので少しばかり練習です。墨汁を使って…

あっちの空は明るいぞ

ははは、この頃似たようなのばかり描いています。もう三年も鬱陶しい日々を過ごして、そろそろ光が見えないかなと思う気持ちの表れでしょうかねこれは。サッカーなんかノーマスクでやってるくらいだし海外ではほぼ終わっている感じなのに日本だけがどうして…

林の抜け道

かなり前に似たような絵を描きました。描き直したのですね。しかし、墨汁の上からポスカラを乗せたりして失敗してしまいました。やっぱり溶け込みません。墨汁のままの方が良かった。まあでも、全てが描画上の実験です。実験には失敗がつきもの。 林の抜け道…

茂みの出口

ちょっと荒れてしまいましたが、茂みから抜け出たようなところです。あまり丁寧なことをしないで荒っぽいままにやっています。 と言ってなかなか上手くは行かないのですね。この味を好んでいるのでしょうがないのですが、毎日ため息が出ます。 茂みには尖っ…

夕方の池

子供の頃にザリガニ釣りをしていて、つい夕方まで遊んでしまったときのような感じですね。あまりぼかさないちょっとぶっきらぼうなポキポキした描画です。しかしこれはこれで一つの描画法であって、悪くはないと思います。 夕方の池 ついつい池とか沼とかの…

古木のある斜面

しばらくサボっている間に随分更新が間延びしてしまいました。ほぼありネガですが。視点を変えれば違って見える見本です。と言ってもかなり個人的な頭の中の話です。 できるだけ大きな筆跡だけを残す描き方を試したいと思ってあれこれやるのですが、結果とし…

畑の一本の木

うっふっふ、随分昔のが出てきましたよ。現在はやや水墨画風ですが、これはごく普通の透明水彩のような描き方をしていた時代です。 失敗して放置していたものですが、上からちょっと重ねました。しかもポスカラの上から墨汁を重ねるという無節操さ。呆れてし…

畔に枯れ木あり

以前似たようなのを描きました。余程こんなシーンが好きなんだろうと思います。人がどんなものを好むのかは色々と興味深いものがあります。 畔の枯れ木 個人的には、全てにピントが合っているような描き方よりも適当にぼかされた絵が好きです。水墨画に惹か…

密林

ジャングル系は何度か描いていますが、なかなか思い通りには行きません。描き込み過ぎたり潰れたり足りなかったり。最近では絵の具の問題もあります。ちょっとザラつくのですね。練習では眼を瞑りますが。 密林 それはともかくとして、こんなところでなにか…

峡谷

峡谷というよりは狭谷です。深く狭い谷底。 最近似たようなのばかり描いています。どういう訳かそうなっちゃうのですね。こういうものでも大雑把な筆のタッチを置くところから進めるので下描きはありません。 それはやっぱり難しいですが、整えるのがここの…

干上がる沼

わざわざモノクロだけという変わったことをやっていて、しかも好みがちょっと物寂しげということなので、ずっとパッとしない形になっています。しかしモノクロには独特の雰囲気があって、私など昔のモノクロ映画などが却って新鮮に感じます。 しかし逆に、妙…

暗がりの山頂

これは墨汁で描いています。その意味では水墨画とも言えるかも知れませんが、これは墨汁を用いた水彩画です。ちょっとドラマチックに描いてやろうと思いました。 水墨画も最近はかなり色んな描き方をする人が増えてきたみたいで垣根も段々なくなって行くかも…

静かなる川

静かなるドン--なんてのがありますが、あれはロシアの小説のタイトルをもじった漫画でしたっけ。漫画の方は静かな親分のことかな。私は読んだことないですが、これはそれとは関係ありません。川の深きは静かに流れる--そんなところです。 底の深いところでは…

向こうへ

横が続きましたので今度は縦。前回やや細か過ぎたので今回はできるだけザッとやっただけにしました。相変わらずの試行錯誤の迷い道です。なんとなく雪道に見えますが、暑いのでむしろ良いんじゃないですかね。 絵の具にちょっと墨汁を混ぜたりとあれこれやっ…

瓦礫と人々

なかなかイメージが難しすぎてどうにも描けませんでした。何だか最近は段々と日慣れしているのか、欧州での戦の報道が一時程のボリュームではなくなってきているように思えます。日常の不安事は沢山あるので、これはしょうがないですけれど。 瓦礫の街 天然…

切通しの草むら

前回と似たようなところでの抜きの練習ですね。近所の散歩道です。道路脇を削って切通みたいになっているところです。向こう側は一度洗い流しての描き直しです。 切通の草むら この頃はもう、描けば描くほど多少でも進展があるのかないのか分からなくなりつ…

病葉の斜面

どうってことないタイトルであまりやる気も見えない感じですが、相変わらずややこしい所の抜きの練習をしています。 病葉の斜面 もうちょっと進めても良かったのですが、潰れるような気がして放置です。今のところはちょっとばかり悔しい状態です。山の中で…

草もつれ

草が勢いよく斜めに伸びてもつれているようなところをイメージした抜きの練習ですが、まあほんとに大変です。さすがにこういうのをやる時は鉛筆で多少はアタリを取った方がやり易いですね。行き当たりでやってしまったので、これが今のところ精一杯です。 草…

闇の迫る渓谷

これはちょっと試験的なお遊びです。何をやっているかは秘密ですが、知らないことって多いです。 暮れる渓谷 横長が続きますが、どうも報じられた山梨の件の印象が強くて似たようなのを描いてしまいます。 こういう絵を描いていて、もし若くてもですよ、私に…

工事現場

工事現場の打ち捨てられたようなところをイメージしています。見ればわかりますけど横長です。以前から横長やると言ってましたからね。 着目するところがこういうところばかりなのですが、明暗のモザイク状が面白いと思います。むしろ完全にパターン化した方…

城跡

近所の山の上に小さな城跡が幾つかあるのですが、当時から残っていると思われる岩があります。そういのをちょっとイメージして描きました。 城跡 いつもとちょっと違った雰囲気だと思うのですが、これは白を加えて不透明にした不透明水彩です。いつもは水で…

涸れ沢

無念な結果になってしまったあの山梨の少女行方不明事件。事件なのか事故なのか、まだ今のところは分からないと個人的には思いますが、そのせいで涸れ沢という言葉を何度か聞くことになりました。 涸れ沢 少女は、重点捜索された川沿いではなくて、林道から…

歩けば倒木あり

比較的アッサリめの単純な抜きの練習です。たまには元に戻ってこういうのもやって置きませんとね。いつしか次第に複雑系に行ってしまいますので。 倒木 前回までとは全然描き方が違っています。もう一手加えれば良いのですが、なかなかその辺も難しいのです…

水辺の木陰

この頃ちょっとばかり忙しくなって、ついついこのブログを忘れがちです。しかし私としましては個人的にかなり重要なことをやっているつもりですので、忙しい時でもなるべく更新は続けたいと思っております。 水辺の木陰 前回に続いてもうちょっと横長を企ん…

湿原

久しぶりの投稿です。この頃色んな事に手を出し過ぎていて、ここの更新ものんびりになっています。 湿原 思い切った横長です。横長はブログで表示するには縦長に比してどうしてもサムネが小さくなるのでちょっと損な状態ですけど、ワイドっていいですよね。…

草崩れ

そんな日本語があるのかどうか知りませんが、勝手に付けました。だって、いちいちタイトルなんか考えて描いてないですものね。 草崩れ いずれにせよ私が描きたいようなところは人に振り返りもされないような所ばかりです。そう言えばドラマでもお笑い系より…

地も空も暗く成り果て

ちょっと事情があって間が開きました。その間に伝えられるニュースも明るいものがあまりありません。ウクライナの事もそうですし、不安なことが多いです。しかも、この頃やけに地震が多いように思えます。富士山が噴火する可能性もある? 地も空も いったい…

荒れたる林で

これは単純な練習です。普段の私にはちょっと縁遠い描き方です。元々私は大振りで激しい腕使いが好きなのですが、この頃はそれとはやや違った方向での練習しています。 左上をやり過ぎて団子になってしまいましたね。ちょっと残念なところ。 荒れたる林 以前…

地の底へ

洞窟のイメージですが、思っていたより雰囲気が出ませんでした。リメイクの遊星からの物体Xに似たイメージがあったと思うのですが、地の底に何かが埋まっているイメージというのは妙にワクワクします。物体Xは氷に閉じ込められていたのですけれど。 地の底へ…