風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

見てしまった--これはホラー、ちょっとばかり閲覧注意

タイトルは忘れてしまいました。お化けの出てこないホラー映画です。海に潜る趣味の女性が、知り合ったコーチと親しくなって結婚した。しばらくは幸せだったが、あるとき偶然目撃した。夫が教えている最中に指導にかこつけて女性を水の中に押さえつけている…

迷い込んだ場所

既に何年も経って、形の上ではとっくに解決しているのにどうにも気になる事故や事件があります。その一つが山梨のキャンプ場から女子が行方不明になったあの事件です。事件と言うよりは事故で一応は決着が着いているのですが、 未だに不信に思う人たちが色々…

野火

怪しげな雰囲気ですが、炎はちょっと描いてみたいものでもあります。映画などではドラマチックなシーンを盛り上げる効果があって、ホラー系の映画では森と炎が欠かせません。 こういうのは半ば以上は偶然に任せる必要があって(不透明はまたちょっと違います…

隧道への道

ずいどう--なんて読み方を昔教えてもらっていたのにすっかり忘れてしまって--たいどう--なんて言って丸善で本を頼んでしまった。あちらさん、知っていたのだろうけど客に恥をかかせないように調べて本を出してきてくれました。 吉村昭さんの小説に--高熱隧道…

クリーフ--2

落ちたら助からないような裂けめの続きです。第二弾。なんて言う程のものじゃないけど、最近なんだかですね、あちこちガタが来て、それも全体的に来てしまってやる気なんて全然ない。 クリーフ 2 どころか人生の活路すらそろそろ見えなくなりつつあって、飲…

野原暮色

幼い頃の私の住まいは平屋の長屋だったし(牛小屋を改築したとかでした)、周辺にある家も大抵は平屋でした。建物そのものが少なかったので、市街地から外れるとこんな雰囲気があちこちにありました。 そもそも子供の頃はこっちの視線が低かったから、世界は…

カエルが鳴くから

池遊びをしていて夕方になったらそんな歌を唄ったことがあります。何人か居ると大抵誰か一人そんなことを言いました。もう全然記憶ないですけど、カエルって夕方になると鳴くのでしたっけ。 どこかにカエル一匹描いてやろうかと思いましたが、そこで失敗する…

水面の下の世界

池や沼ではなくても、単なるぬかるみの水溜まりの水面をぼんやり眺めたことってないでしょうか。草ぼうぼうの近所の空き地に雨上がりなんかで水溜まりができるとあっちやこっちがキラキラと輝いて、気にも留めなきゃ何でもないのだけど、私には結構幻想的に…

谷の小道

あまり深い谷には見せませんが一応谷です。ちょっとしたハイキングコースのようなものです。手前の草むらがちょっとうるさくなってしまいましたね、団子になっちゃいました。失敗を重ねることで明日に繋がるということですが、ここへきたらもう繋がらなくて…

怪しげな気配を動物が感じる話は本当だろうか

今回は絵というよりも話がメインです。夏が行ってしまわない内に、ちょっとミステリアスな話をしてみたいと思いました。実を言うと私はスピ系でも自己啓発系は苦手なのですが、ミステリーやホラーは嫌いではありません。自身、多少の経験をしています。 お盆…

もやに霞んだ林

モヤっている林ですね。こういう雰囲気の絵って好きなのですが、とにかくくっきりした形が存在しないので、手掛かりがないと言うか、なかなかね、難しいもんです。それでもあれこれやるのが楽しい。霧のような雨でもこんな感じでしょうかね。 ミストって映画…

クリーフ

久しぶりの更新です。もうずっとこんな調子です。いったいいつまでブログを運用できるのか知れなくなりつつあります。色々とややこしいのですが、まあのんびりやります。 過去にやってきたことを少しずつ整理しつつあるのですが、なかなかこれが大変でして。…

隠れた沼

随分更新が間延びしてしまいました。なにかと心身ダメージが重なって、なかなか絵に神経が向きませんでした。特に何がどうということではなくて、色んな複合的な要素が重なって、なかなか気分が乗りませんでした。ブログは更新しなくても別に逮捕される訳で…

頂上の嵐

そんなイメージで描き始めたのですが、なんと言いますかね、随分筆が暴れてしまいました。でもまあ、これも経験でございますよ。どこと言うことのないその辺の山の頂上に登ったと思ったらいきなり黒雲が現れて強風に襲われた感じですね。私の人生そのもので…

放置された造成地

先日どこだったかで興味深い動画を見ました。最近はAIで絵が描けるのだそうで、それも結構なものができるそうです。数日前にオリジナルと比較してどっちが良いかなんて頓馬な報道をして顰蹙(ひんしゅくって難しい字ですね)かっているテレビ局がありますが…

夕暮れの運河

これは強い印象として残っているイメージです。夕暮れの運河とその向こうに見える煙に包まれた工場。実際にこんなに煙が上がっていることはなかったですが、描画上はこの方が面白い。 子供の頃、大阪市内の城東運河と呼ばれる運河の近くに住んで居たのですが…

放置された畑

手入れされているのかどうかわからない畑って歩いていると結構あります。季節とか植えるものによって違うのでしょうね。一応そういうのをイメージしたのですが、それは結果論。 ここで描いている絵のかなりは、最初は偶然にできた模様から描いています。ザッ…

林の抜け道--その2

いつの間にか、と言うよりずっと前から、このブログは思い出した時に更新するような場末感まるだしのブログになってしまいました。それでも続いているだけマシみたいなものですが、日頃の練習をタンタンと公開するような形です。間が開くと言うことは、あま…

廃墟

館か城跡か、あるいはお寺のような廃墟のイメージです。割とそういうの好きでして、こっち系の絵は幾つか描いています。私が住んでいる周辺には小さな城跡が幾つかあります。大体は大したことないのですが、中には規模の大きいのもあります。中世の砦のよう…

草伸びる

雑草は急速に伸びる。悪いことは覚えやすい。カビは繁殖する。増長は止まらない。性格はすぐ歪む。まったくね、ちょっと油断したら知らぬ間にの典型ですね。 どこでも同じなのですが、うちの庭ももう草茫々です。いつの間にか放ったらかし。いつだったか見た…

朽ちるヶ原

枯れ野原でも良かったのですが、朽ちるイメージにしたかったのですね。タイトルはどうってことありません。近所の痩せ野原を歩いているとどこにでもある光景です。土地がやせて朽ちて、小さな切り株がやっと命を保っているイメージです。 絵としては毎度似た…

茂みへ続く道

ちょっといじり過ぎましたね。樹林が重くなり過ぎました。下半分くらいの感じが良かった。いくら描いても課題が残ります。 私がここでやっていることは全て暗示の研究です。形を描かないで結果的にそう見えるということを考えています。まるっきりの水墨画で…

暮色--2

以前描いたのと連作のような形です。画面下部をふと計画変更して崩れてしまいました。洗い流しで誤魔化しました。失敗も成功も全てが後に繋がると思ってやるしかありません。 暮れる渓谷--2 暮れて行くときって、独特の雰囲気があります。明けるときと瞬間を…

夢の中

睡眠中の夢のなかです。いつもの絵とはちょっと違った雰囲気。現実ではなく、見えるものはシルエット状と言うか、皆逆光になっている。夢の中はだいたいそんなイメージです 夢のイメージを描いてみたい欲求は普段からあります。無理やり描いたりもしています…

暮色

暮色と言っても、このぶろぐですから当然モノクロです。暮れて行く池の入り江みたいなところを描いたつもりですが、これはかなり失敗してしましました。雲のボカシですが、いたずらなところへ拡がってしまって後はいつもの悪あがき。 どうにもこの絵の具はタ…

斜面の絵幾度か

斜面の絵はこれまでに何度も描いています。別に斜面が好きって訳じゃないのですが、因縁を感じるのですね。何しろ斜面を転がり落ちるような人生でしたから。 それがまた、高い所からだとまだしも、低いところからどん底ですからね、話になりません。 あ、高…

明けましておめでとうございます

月日経ち 頭はぼやけ 歳を喰い それでも新しい年を迎える。喜ぶべきか嘆息すべきか。 いえいえ、喜んで置きましょう。置きましょうと言うのも随分な言い方ですが、とにかく生きている訳です。そして新年のお祝いと称してまた飲める訳です。明日辺り、近所の…