風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

被害者に味方は付かない

絡んでくる話の続きを、もうついでだから書いちゃうのですがね、過去の経験で、絡んでくる人は一人を除いてみな女性だと前回書きました。これは、女性の方がその傾向にある--とかの意味ではありません。思うに、女性は男性に、男性は女性に絡みやすいのじゃ…

絡んでくる人にどう対処すればよいだろう

以前から、特にガッシュではこういうイメージばかり描いています。その辺の山や林に入ればどこにでもある朽ちた場所です。ちょっとばかり面白い展開がないものか飽きもせずやっています。もうちょっと細かい部分を乗せて整理すればどうにかなるかもしれませ…

野に切り株あり

誰が切ったかポツンとひとつ切り株野にあり。あっはっは、なんとなく雪舟を追いかけている感じですが、いえいえ、そんな大それたこと…。これは半ば以上偶然の結果です。 偶然をうまーく活かしている人の絵はとても魅力的だと思います。その部分をどう研究す…

路傍の樹

かなり昔(と言っても三四年)に描いたものを振り返っておりまして、これも単なるポスカラによる描画の練習ですが、今とはそれなりに違った描き方をしているのが見えて興味深いです。と同時に、変化はあるけど進歩があるかどうかまでは判断できないところが…

枝朽ちる

草絡み枝絡み関係の絵がもう一つありました。ムッフッフ、適当なタイトルを付けてますが 朽ちた小枝が折り重なった土手のような殺風景なところです。ガッシュでは絵の具にある程度の重みを要することなるので透明調の描き方とは全く雰囲気が違ってきます。描…

失敗した時には居直ろう--自分にしては上出来だ!

わざわざ失敗と言ったところで、現実には全部失敗みたいなもので、やっていることは永遠の練習です。だから頭の体操にもなるしボケ防止にもなり、また楽しい訳です。 勿論、ことが上手く運んだ場合はの喜びは格別です。どんな理由を付けても、余程のひねくれ…

山河あり

先日までのガッシュではなしに普通に水で溶かしただけの描画にもどりました。透明水彩調ですね、色々やってる訳ですよ。なかなか思い通りには進展しないですが、それでもブログを始めた頃を思うと多少はマシかなと、自分に言って聴かせております。多少はモ…

草伸びる

過去に描いた絵を時々再検討しているのですが、 見方をひとつ変えてやると冴えなかったものが意外に新鮮に見えたりします。どうもなあ…と思っていた絵も、違った観点から眺めてやると意外に軽快に作業が運んでいたのかなと思うことがあります。 もっともこれ…

枯葉絡む

私事ですが、この頃、そろそろ仕事を終えたいと思うことがあります。絵を描くことではなくて普段の仕事です。徐々に目が衰えてきてモニターを眺めるのがちょっとずつしんどくなってきました。元々あまり目は丈夫な方ではないので、いつまで普通にしていられ…

魔物

何かありそうでなさそうで…。ただの樹木にも見えるし怪しげなものにも見える。魔物はそれ自体ではなく、現実にある形を借りて出現するとかも言います。 私は絵を描き始めた当初はホラーアートが好きだったのでSFの世界にしか登場しないような奇天烈な魔物の…

草もつれ

もつれているのは私の頭ですがね、そのもつれた頭で苦労している訳ですよ。草などのもつれは描くとなるとなかなか厄介です。似たようなことを何度もやっています。説明するでもなくもつれたものは複雑なイメージを形成するので、それを表現するとなると大変…

野原(のっぱら)に夕暮れ近し

実はこれ、完全に失敗作です。いじり過ぎてヘビーになってしまったので没にしていたものですが、洗いをかけたらどうにかなるのではないかとつい色気が出ました。 結局はこの有様。しこたま汚れてしまいました。何度やっても同じことの繰り返しで、それらしい…

小さな山の頂の茂み

ちょっとした小山の頂上付近の茂みのイメージです。象徴的な描画なので何とでもなるのですが、一応そんなのをイメージしたのですね。 <> しかしながら予期せぬ形になってしまったりでやっぱり苦労しております。普段の筆跡ビュンビュンな感じとは違ってこれ…

見てしまった--これはホラー、ちょっとばかり閲覧注意

タイトルは忘れてしまいました。お化けの出てこないホラー映画です。海に潜る趣味の女性が、知り合ったコーチと親しくなって結婚した。しばらくは幸せだったが、あるとき偶然目撃した。夫が教えている最中に指導にかこつけて女性を水の中に押さえつけている…

迷い込んだ場所

既に何年も経って、形の上ではとっくに解決しているのにどうにも気になる事故や事件があります。その一つが山梨のキャンプ場から女子が行方不明になったあの事件です。事件と言うよりは事故で一応は決着が着いているのですが、 未だに不信に思う人たちが色々…

野火

怪しげな雰囲気ですが、炎はちょっと描いてみたいものでもあります。映画などではドラマチックなシーンを盛り上げる効果があって、ホラー系の映画では森と炎が欠かせません。 こういうのは半ば以上は偶然に任せる必要があって(不透明はまたちょっと違います…

隧道への道

ずいどう--なんて読み方を昔教えてもらっていたのにすっかり忘れてしまって--たいどう--なんて言って丸善で本を頼んでしまった。あちらさん、知っていたのだろうけど客に恥をかかせないように調べて本を出してきてくれました。 吉村昭さんの小説に--高熱隧道…

クリーフ--2

落ちたら助からないような裂けめの続きです。第二弾。なんて言う程のものじゃないけど、最近なんだかですね、あちこちガタが来て、それも全体的に来てしまってやる気なんて全然ない。 クリーフ 2 どころか人生の活路すらそろそろ見えなくなりつつあって、飲…

野原暮色

幼い頃の私の住まいは平屋の長屋だったし(牛小屋を改築したとかでした)、周辺にある家も大抵は平屋でした。建物そのものが少なかったので、市街地から外れるとこんな雰囲気があちこちにありました。 そもそも子供の頃はこっちの視線が低かったから、世界は…

カエルが鳴くから

池遊びをしていて夕方になったらそんな歌を唄ったことがあります。何人か居ると大抵誰か一人そんなことを言いました。もう全然記憶ないですけど、カエルって夕方になると鳴くのでしたっけ。 どこかにカエル一匹描いてやろうかと思いましたが、そこで失敗する…

水面の下の世界

池や沼ではなくても、単なるぬかるみの水溜まりの水面をぼんやり眺めたことってないでしょうか。草ぼうぼうの近所の空き地に雨上がりなんかで水溜まりができるとあっちやこっちがキラキラと輝いて、気にも留めなきゃ何でもないのだけど、私には結構幻想的に…

谷の小道

あまり深い谷には見せませんが一応谷です。ちょっとしたハイキングコースのようなものです。手前の草むらがちょっとうるさくなってしまいましたね、団子になっちゃいました。失敗を重ねることで明日に繋がるということですが、ここへきたらもう繋がらなくて…

怪しげな気配を動物が感じる話は本当だろうか

今回は絵というよりも話がメインです。夏が行ってしまわない内に、ちょっとミステリアスな話をしてみたいと思いました。実を言うと私はスピ系でも自己啓発系は苦手なのですが、ミステリーやホラーは嫌いではありません。自身、多少の経験をしています。 お盆…

もやに霞んだ林

モヤっている林ですね。こういう雰囲気の絵って好きなのですが、とにかくくっきりした形が存在しないので、手掛かりがないと言うか、なかなかね、難しいもんです。それでもあれこれやるのが楽しい。霧のような雨でもこんな感じでしょうかね。 ミストって映画…

クリーフ

久しぶりの更新です。もうずっとこんな調子です。いったいいつまでブログを運用できるのか知れなくなりつつあります。色々とややこしいのですが、まあのんびりやります。 過去にやってきたことを少しずつ整理しつつあるのですが、なかなかこれが大変でして。…

隠れた沼

随分更新が間延びしてしまいました。なにかと心身ダメージが重なって、なかなか絵に神経が向きませんでした。特に何がどうということではなくて、色んな複合的な要素が重なって、なかなか気分が乗りませんでした。ブログは更新しなくても別に逮捕される訳で…

頂上の嵐

そんなイメージで描き始めたのですが、なんと言いますかね、随分筆が暴れてしまいました。でもまあ、これも経験でございますよ。どこと言うことのないその辺の山の頂上に登ったと思ったらいきなり黒雲が現れて強風に襲われた感じですね。私の人生そのもので…

放置された造成地

先日どこだったかで興味深い動画を見ました。最近はAIで絵が描けるのだそうで、それも結構なものができるそうです。数日前にオリジナルと比較してどっちが良いかなんて頓馬な報道をして顰蹙(ひんしゅくって難しい字ですね)かっているテレビ局がありますが…

夕暮れの運河

これは強い印象として残っているイメージです。夕暮れの運河とその向こうに見える煙に包まれた工場。実際にこんなに煙が上がっていることはなかったですが、描画上はこの方が面白い。 子供の頃、大阪市内の城東運河と呼ばれる運河の近くに住んで居たのですが…

放置された畑

手入れされているのかどうかわからない畑って歩いていると結構あります。季節とか植えるものによって違うのでしょうね。一応そういうのをイメージしたのですが、それは結果論。 ここで描いている絵のかなりは、最初は偶然にできた模様から描いています。ザッ…