風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

魔物

何かありそうでなさそうで…。ただの樹木にも見えるし怪しげなものにも見える。魔物はそれ自体ではなく、現実にある形を借りて出現するとかも言います。

偶然から他をイメージする

私は絵を描き始めた当初はホラーアートが好きだったのでSFの世界にしか登場しないような奇天烈な魔物のデザインを幾つも描きました。カンブリア紀に出現した生物などはかなり参考にして面白かったですね。

しかし、そこはしょせんは私の才能。平凡なものにしかならなかったですが、その名残りなのか、今でも時折、別にそれを目論んだ訳でもないのですが、描画のなかに、ふと眺めると怖そうなイメージが出現することが日常的にあります。いつか怪物のデザインばかりを一つのブログに集めたりとかを考えていましたが、このブログでさえ更新のエネルギーに乏しいのでした。

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草もつれ

もつれているのは私の頭ですがね、そのもつれた頭で苦労している訳ですよ。草などのもつれは描くとなるとなかなか厄介です。似たようなことを何度もやっています。説明するでもなくもつれたものは複雑なイメージを形成するので、それを表現するとなると大変です。少なくとも私的にはなかなか手に負えない。

 

草のもつれたイメージを抽象画風に描く

 

しかしその部分を幾何学的抽象的な模様として見るとなかなか面白いものです。この辺をもうちょっと昇華できればと思うのですが、物事の積み上がりは言葉を発するより遥かに難易で長期的な時間が必要なので、ここを我慢できないで途絶えることが多いのかも知れません。

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野原(のっぱら)に夕暮れ近し

実はこれ、完全に失敗作です。いじり過ぎてヘビーになってしまったので没にしていたものですが、洗いをかけたらどうにかなるのではないかとつい色気が出ました。

結局はこの有様。しこたま汚れてしまいました。何度やっても同じことの繰り返しで、それらしい進歩はあるのかと、つくづく疲労を感じます。

そんな時は休むのが一番。確かにしばらく絵を休むと新鮮さが蘇ることがあるのですが、完全に絵を頭から追い出すのが難しいのですね。20年以上中断していた時はなんら考えなかったのに。不思議なものです。

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小さな山の頂の茂み

ちょっとした小山の頂上付近の茂みのイメージです。象徴的な描画なので何とでもなるのですが、一応そんなのをイメージしたのですね。

山の頂の茂みのイメージをモノクロで描く<>

しかしながら予期せぬ形になってしまったりでやっぱり苦労しております。普段の筆跡ビュンビュンな感じとは違ってこれも面白いのですが、予想したより賑やかになってしまいました。もう少しアッサリしたかった。何事も難しいものです。

住まいの周辺には小さな山が幾つもあって、いちいち名前などはないでしょうが、登る道がないかと以前から探したりしています。途中まではあったりするのですが、いちいち登るような山じゃないのですね、決まって途中から消えています。でも、登れたら意外に俯瞰が効いて町が見渡せる。おもしろいと思うのだけどなあ。こんな物好き居ないのでしょうね。

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見てしまった--これはホラー、ちょっとばかり閲覧注意

タイトルは忘れてしまいました。お化けの出てこないホラー映画です。海に潜る趣味の女性が、知り合ったコーチと親しくなって結婚した。しばらくは幸せだったが、あるとき偶然目撃した。夫が教えている最中に指導にかこつけて女性を水の中に押さえつけているところを。その形相は明らかにそれだった。夫は変質者だった。ゾッとする光景だった。

 

ギョッ!

訓練には時として厳しいときがある、そういう風に双方が何でもないを装ったのですが、危ないと感じた女性は夫から距離を取り、逃げる。夫は追いかける。すったもんだがあって、どうにか女性は逃げ延びた。

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迷い込んだ場所

既に何年も経って、形の上ではとっくに解決しているのにどうにも気になる事故や事件があります。その一つが山梨のキャンプ場から女子が行方不明になったあの事件です。事件と言うよりは事故で一応は決着が着いているのですが、 未だに不信に思う人たちが色々と意見を言っています。

 

迷い込んだような不安な森の印象

 

私が幼かった頃を思い出して重ねてみると、随分寂しいところまで少なくない距離を歩いてきてしまって、そこから更に先を行くことがどうしても腑に落ちないのです。心細くなったら引き返す。普通ならそういう行動をとるものだと思うのです。だって、先は暗くて怖いのだから。殆ど行き止まりみたいなところで、どうしてそこから先へ行こうとしたのか。子供は上に登って行くものだというのが別の子供の件で広く認識されて、そうなのかも知れないとは思うのですが、なにしろ年齢が違います。

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野火

怪しげな雰囲気ですが、炎はちょっと描いてみたいものでもあります。映画などではドラマチックなシーンを盛り上げる効果があって、ホラー系の映画では森と炎が欠かせません。

 

 

こういうのは半ば以上は偶然に任せる必要があって(不透明はまたちょっと違いますが)、 色々やっている内の偶然がそのように見えた場合、しっかりそれを覚えて置いて後に活かせればいいなと思います。実際私たちの日常は偶然の積み重なりで、絵もきっとそうですね。多くの試行錯誤と気づきが大事なのだと思います。

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