風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

夕方の池

子供の頃にザリガニ釣りをしていて、つい夕方まで遊んでしまったときのような感じですね。あまりぼかさないちょっとぶっきらぼうなポキポキした描画です。しかしこれはこれで一つの描画法であって、悪くはないと思います。

 

夕方の池

ついつい池とか沼とかの絵が多くなるのですが、振り返って一番楽しかったのって、何だろうなと振り返れば、小学校低学年当時のザリガニ釣りだったですね。段々暗くなってきて、友達は親に叱られるからと先に帰ってしまい、自分だけ残ったりしていました。変なところでしぶといのですね。釣ったところで持って帰れる訳でもないのに。

いよいよ暗くなってくるとやっぱり自分も叱られるし、辺りが急に怖くなるので一目散で駆けて帰ったこともあります。近所は有名な蓮の産地で、蓮池ばかりでした。そう言う苗字の人が居ますが、なにか関係あるのかな。家からは大人の感覚では大したことのない距離ですが、随分あったような記憶です。

危ないから池には行くなと言われていたのですが、汚れているからバレるのですね。玄関入る時はビクビクしていました。怖いことが多かったけど、楽しかったと言えば、もうちょっと大きくなってプラモに熱中した頃とこの当時が最も楽しかったです。後はもう情けないことばかりで、どうしようもなかったですね。