風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

茂みの出口

ちょっと荒れてしまいましたが、茂みから抜け出たようなところです。あまり丁寧なことをしないで荒っぽいままにやっています。

と言ってなかなか上手くは行かないのですね。この味を好んでいるのでしょうがないのですが、毎日ため息が出ます。

茂みには尖った小さな欠片のような形がモザイクみたいに折り重なっているので、それをどうこなすかは本当に苦労します。この点ではやっぱり上手い人の絵は参考になります。ああ、こういう風に解釈しているのだなとか、どういう道筋でこのような表現に辿り着いているのだろうとか、興味深い部分が、経験と修練を重ねた人には沢山あります。絵に限らず物事は何でもそうですね。そんな人が身近に居たら、きっと色々訊くと思います。そういう時はチャンスですからね。

しかしながら、これをやり始めた頃のことを考えると、それでも何とかなりつつあるかなと言う気がしています。歩みはのろくてじれったいですし、何とかなったところで別に何がある訳じゃありませんけどね。今はもう絵の仕事はやめてしまっているので、まったくボケ防止みたいなものです。

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ボケと言いますとね、この頃は実に情けないのですよ。忘れ物が多くなったのはむろんですので、絶対に置き忘れてはいけないバッグなどは肩ひもをなるべく降ろさないようにしています。居酒屋なんかでは出る時に指差し点呼です。

--はい、メモ帳はしまったか、スマホはバッグに戻したか、ペンを置き忘れていないか、確認よーしって感じです。ペンは置き忘れてもどうってことないですがね。店員は笑っていると思います。--

それでも忘れることがある。別でぶら下げている袋を駅に忘れてしまったりする。多分駅だと思うのですよ、わかってりゃ戻るけど、電車に乗ってしまったらしょうがない。

思うのですが、袋が複数になった時はヤバいのですね。一つを忘れる。

スーパーで買い忘れをしても、ある一定の距離まで戻らないと思い出さない。自宅はちょっと坂の上にあるのですが、坂を上がるまで思い出さない。これって悔しいですよ。そこから引き返したらまた坂を登るんです。自転車で…。お米を買いに行って米だけ買い忘れて戻ってきたし。

それを言うと、そんなの若い人でもあるよと、それなりに若い知人がいうので、ほんとかなと思うのですが、多少は慰められますね。

本日もありがとうございました。