風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

浅瀬の片隅

似たような絵が続きます。一連で描いています。浅瀬と言うか、ちょっと磯の感じもありますね。 浅瀬の片隅 そんな気がして、右下に蟹を描きましたが、わかりますかね。サワガニですね。投資信託でそういうのがありましたね。蟹ってこんな感じかなって、そん…

湿地帯

ほとんど一気描きですが、別にそこを目指している訳ではなくて、どうもこの手の描画は一旦休んでしまうとダメなんですよね。なんとも不思議なことです。一旦途切れると感覚が変わるからでしょうか。 湿地帯 ひと息で描いて成る程ができる人は相当な人で、本…

暮れゆく沼

夜っぽいのが続きます。元々怪しげが嫌いではありません。好きとまで言うと変人に思われるので曖昧にしております。変人には違いないとは思いますが。しかし夜が好きだからと言って別に私は吸血鬼ではありません。 暮れゆく沼 暗がりや夜は好きでも、それと…

夜の散歩者

なんだかどこかにありそうなタイトルです。ちょっとしゃれてみました。子供の頃から深夜放送で夜ふかししていた身の上としては、夜は友達です。 夜の散歩者 終電が終わるのも構わずに飲んでいて、そこそこ飲んだのにこれは別腹とか勝手なことを言って駅前屋…

城壁

ちょっと気分を変えたいと思います。これは普段と違って随分単純化した表現です。陽の当たる城壁を想像して頂ければ幸いです。西洋の城ですね。ほぼパターン化して暗示に任せるスタイルです。 城壁 古い小説ですが--ゼンダ城の虜--なんてのがありまして、タ…

干潟

八月もすでに二十日。昨年同様、今年も遂に----八月の濡れた砂----のないまま終わろうとしています。 干潟 後十日ある? その間に何かがかわるでしょうか、ときめくことがあるでしょうか。青春の最も良き時代に、これに差し掛かってしまった人たちを本当に気…

川のある風景

いつものように筆を走らせずに、ごく普通の透明水彩画のように描きました。ちょっと田舎に行ったら川があって橋があって木があってと、そんな風景です。 川のある村 色んな描き方の殆ど全てに魅力を感じていますが、これはほんとに描く度にややこしい状態で…

市街戦

タイトル思いつかないので物凄く適当です。SF映画とかが好きだったので、子供の頃に勝手な想像であれこれ描いていました。雑誌の口絵なんかにワクワクしながら。 もちろん子供の絵ですから完全にポンチ絵です。しかし楽しかった。 市街戦 そんなことをちょっ…

異界

こことは異なった世界を描いてみようと思ったのですが、イメージの半分も定着できません。上から何かがぶら下がったような、もやったような雰囲気の世界ですね。 異界 イメージはそうだったのですが、かなりしくじりました。いくつか描いているうちにどうに…

どこへ続く細い径

山や森のなかで、細い径がずっと奥へ続いていたら、この径はどこへ続くのだろかと、つい行ってみたくなります。山があるから登り、道があるから進む。 小径 道に関しては以前にも記事にしました。昔から、ぼんやり道を眺めて勝手な想像をすることが少なくあ…

増水

息を止めている間----と言えば大袈裟ですが、例えればほとんど一息でどう表現できるかをあれこれとやっています。なるべく単純に暗示的にイメージを定着する。このブログの本来の目的です。この頃はつい描き込んでしまうのですが。 増水をイメージ 一昨年の…

溜池

別にそのような意図を持って描いた訳ではないのですが、なんだか近所の溜池そっくりになっちゃいました。 タイトルくらいもうちょっと気の利いたのをと言われそうですが、いいんですもうそういうことは。 溜池 ぶっちゃけた話、池や湖沼の類はどこでも似たよ…

林の小径

近所の林のなかの小径です。ほとんどクロッキーです。 林の小径 散歩をしたときに写真を撮っておいたはずなんですが、失くなってしまったので、空想で描きました。 空想なんていうと随分ヤクザな描き方に聞こえるかも知れませんが、コンセプトやる人なら当た…