風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

畔の木

単純な形抜き光抜きの練習です。四の五の言わずに時々はやっておかねばいけないものです。どうせやらねばならないものはやるしかないという、その類の練習です。 これも必ずしも狙い通りに進んだ訳ではありませんが、練習は練習ですので、うまく行っても行か…

古墳

周りに水を湛えた古墳のイメージです。暗示描画ではありますが、極普通の風景画です。突然何の脈略もなくこういうものを描きたくなります。 墳丘の上の樹木を黒くし過ぎましたが、失敗と言う程でもないので一応の展示です。一枚一枚が経験です。 私は廃墟と…

野の花の抽象的表現

全くの抽象表現ですが、野に咲く花です。ここまで行くとさすがに具象の部分は殆どありませんが、これもイマジネーション絵画と言って良いと思います。 色が加わると意図は割とはっきりしますが、モノクロではほぼ抽象表現になります。しかしそれでも、モノク…

森騒ぐ

ちょっとこだわりみたいなものが出てきまして、しばらくこの類を続けたいと思います。あちこちしくじってもおりますが、まあ良しとして置きましょう。完璧なものなどなかなか存在するものではありません。 春には何故か強い風の日があります。時にはいきなり…

水面キラキラ

思いつくまま描いております。順不同、関連なし。申し訳ありません。 水面はなかなか魅力のある描画対象です。しかし揺らぐ水面や底の表現はなかなか難しくて大変です。写真でもなんでも使えるものはなんでも使って何度も描いて練習するしかありません。反復…

市街戦

メカと言うほどではないのですが、市街戦で作戦中の装甲車みたいなのを想定したラフスケッチです。 最近はあまりこの手のものは描きませんが元々は好きで描いていました。単独のメカを描くのはなかなか楽しいのですが、ここでは飽くまで絵画としてのイメージ…

あくびをしている間に原野を描く

と言うと大袈裟ですが、例えてみればトイレを我慢しながらでも描ける程度で出てくるものを探っています。探っているのは描画と集中力の関係です。全然違った描き方をしていますが、これは先日6日の記事と関連するものです。老いぼれの脳みそに集中力があるか…

噴火したぞ!

と言っても火山からの噴火ではありません。畑から溶岩でも吹き出した感じです。 実は上部を失敗してヤケクソになって絵の具を散らしたのです。しかも最初は逆さまに描いていました。 以前から申し上げております。。このブログはモノクロルール以外は何でも…

ドーッとやる光抜き

強い光を受けている部分だけを大胆に抜いて、あれこれはもう言わない----を目指した描き方です。樹林をバックにしたゴツゴツした岩の、ハイライトの部分をやや大袈裟に、かっこよく言えば大胆に抜いて、後は細々としたものは描かない。大方を暗示に任せるこ…

触らないはずが…。

昨日の記事の絵に後日筆を加えました。そのまま置いておこうと一旦は思ったのですが、ついやってしまいました。 背景など、随分違った印象になってしまっています。これひとつポンと見せればなんとなくなのですが、私としましては、ちょっとしくじりました。…

一回やったら触らない

いつも申し上げておりますが、このブログはなるべくいじらない単純化を目指しています。しかしついつい手を入れ過ぎることが多く、反省を強いられます。 どこにでもある風景です。描かないことで別の世界になります。 このブログは完成画を目指しているので…

ビル街

例えれば、時間に追われるような感じで光のイメージだけで描いたビル街の絵です。以前もやりましたが、今回はやや違った描き方をしています。 雑派な描き方ですので最低限の説明をさせて頂ければ、夕方の、車のライトが灯り始め、ショーウインドウから洩れた…

破壊のあと

このブログは具象と抽象の間のような、やや実験的な描画が多いですが、辛抱して見てやってください。一応はタイトルを付けてありますが、特にそれに左右される必要はありません。これが何に見えるかも観る人の感覚にお任せします。 そんないい加減な、とおっ…

少し現代アート--2

2月に和風現代アート掛け軸風をやりましたが、その連番です。こういうことをやると黒一色は、私にはとても新鮮に思えます。 暗示的に斜面の一部のように見えます。でも、なんであっても構いません。このような絵は、描くと言うより置いた筆跡の形が何に見え…