風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

夢の中

睡眠中の夢のなかです。いつもの絵とはちょっと違った雰囲気。現実ではなく、見えるものはシルエット状と言うか、皆逆光になっている。夢の中はだいたいそんなイメージです

夢のシーンをイメージする

夢のイメージを描いてみたい欲求は普段からあります。無理やり描いたりもしています。でも、これがとても奇妙で、物凄くリアルなイメージのなかに居た手応えがあるのに、しかもそれをかなりのところ思い出せるのに、描こうとすると消えるのです。

あの感じはなんというか、そういう脳のメカニズムになっているのでしょうね。夢の記憶の細々とした部分は普通であれば時間と共に消えていきます。でも思い出すだけなら、それこそ本当に物凄くリアルなイメージを思い浮かべることが可能です。

経験のある人も居られるかも知れませんが、目覚めているのに夢のイメージというか、モロな言い方をすれば映像そのものが消えずに現実と重なって見えていたことがあります。勿論目覚め直後の僅かな間で、徐々に消えていきます。でもその感じはとても奇妙です。眼から入ってこないものがどうやって脳のスクリーンに映されるのでしょう。

盲人はどんな夢を見るのでしょう。音だけの夢を見るのだとか聞いたことがありますが、すると、やっぱり真っ暗なんでしょうかね。

よく覚えているのですが、子供の頃の夢は辺りが真っ暗な状態が多かったです。そして沼や池が沢山でてきました。当時の生活環境がそうだったからとも言えるのですが、もしかしたら胎児であった時の記憶か何かが作用していたのかも知れないと思ったりします。薄暗いなかで時々物がキラッとするような感じで見えるのです。胎児も夢を見ると言いますからね。でも、どんな感じなんでしょうね。見たものなどなにもないはずなので、やはり音に反応するのでしょうか。

絵は、池の傍を誰かと歩いていたようなシーンかな。成り行きのままなので…。全部がシルエットの世界です。

早や一月も終わりです。この一か月間に何があったか。思い出すほどのことは何もありません。良いのか悪いのか。

本日もありがとうございました。