風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

隠れた沼

随分更新が間延びしてしまいました。なにかと心身ダメージが重なって、なかなか絵に神経が向きませんでした。特に何がどうということではなくて、色んな複合的な要素が重なって、なかなか気分が乗りませんでした。ブログは更新しなくても別に逮捕される訳でなし、気楽にやろうとしばらくうっちゃっておくことにしました。

隠れるようにある沼を単純化して描く

だいたいそういう時は何を描いても乗りません。無理に描かないこともこの際は良いのではないかと思ったりで、人間はなにかと面倒なものです。

そんなことで更新は久しぶりです。毎度よく似た記事ですが、このブログの記事はいつの間にか子供の頃のネタが多くなっています。ろくな青春時代を過ごさなかった私としては、最も楽しかったのは、社会のアレコレ、学校の面倒(私など学校はお付き合いで通っていた方なので)を考える必要のなかった時代だと思います。尚且つそんな時代の何が楽しかったかと言うと、やっぱり未知の世界を探索することでした。

大人の目から見れば随分狭い範囲ですが、これ以上遠出をすると怖いなと思うようなことがありました。でも楽しかったのです。街中もそうですが、近隣はレンコン畑や林が多かったので、そんなところを散策するのはなんと言っても冒険じみていて面白かったのです。

友達といっしょなら心強かったし一人の時もありました。夕方になって、なおあまり遠くへ行くので、友達などは途中で半泣きになって、遂に私を置いて帰ってしまったこともありました。 翌日学校で会うとちょっと気不味かったですね。

そんな時でも、ちょっとした林の中で隠れるようにある池とも沼とも言えぬ雨上がりの水溜まりともみたいなのを見つけたりするとワクワクしました。後でここに釣りに来ようとか思いつつ周りを散策しました。

それがどこだったか、ストリートビューで調べてみるのですが、大体の見当はついても、もうすっかり住宅地になっていて、それ以上の探しようもありません。

しかしながら、私の放浪癖と言うのは子供の頃からだったのだなと思い出せば納得するのです。知らないところを歩いてみたい。今でもそうです。

もう梅雨明けだし、暑いさ中だけど、ちょっと出てみるかなと思っています。