風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

草伸びる

雑草は急速に伸びる。悪いことは覚えやすい。カビは繁殖する。増長は止まらない。性格はすぐ歪む。まったくね、ちょっと油断したら知らぬ間にの典型ですね。

どこでも同じなのですが、うちの庭ももう草茫々です。いつの間にか放ったらかし。いつだったか見たこともないような茎の太いのも生えてまして、これがどんどん成長する。葉っぱもでかい。茎は茶紫色。さぞかし根も深いと思って力をひれて引っこ抜いたらあまりにも呆気なくて思わず尻もち。中身スカスカ。

なんだろうなこれ、こんなところで記事を書くとわかっていたら写真撮っておけば良かった。茎に芯がないんです。側だけ。それでどんどん成長してでかい顔。もしかしたらプテラノドンがこんな構造だったかなと思いますね。

プテラノドン知ってます?昔の鳥みたいなやつ。鳥じゃないみたいなんですが空を飛ぶ。モノクロ時代のキングコングにクシャクシャにされた奴ね。あいつ好きだったのですが、この頃図鑑でも見ないですよ。変な名前のついたやつばかり。

また話がずれました。雑草は頼んでもいないのに元気ばかり一人前でどんどん成長。雑草と言う名の通りどれもパッとしない顔してる。生命力の強い愛されない奴。あまり良い響きじゃないけど、雑草の歌とかになるとまた感じが違ってきます。へこたれない系の強さを感じますね。

雑草や雑木を描く人はあまり見かけないけど、実は私は大好き。絵も雑木荒れ野系が多いのはここで立証。

なんでしょうね、人生を物語っているのでしょうかね。決して飾ってもらえませんからね。除草剤でパッパッですよ。私が雑草と違うのは、すぐにめげるとうことかな。ハッハッハ。

絵はコピー用紙にポスカラ。安物の習字筆。やや荒っぽい感じを狙っています。

本日もありがとうございました。