風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

谷の小道

あまり深い谷には見せませんが一応谷です。ちょっとしたハイキングコースのようなものです。手前の草むらがちょっとうるさくなってしまいましたね、団子になっちゃいました。失敗を重ねることで明日に繋がるということですが、ここへきたらもう繋がらなくてもいいやと思い始めました。いちいち無理にそんなことは思わないで置きましょう。

とは言っても失敗は悔しいです。ちょっとした出来心でいじって、やんない方が良かったと思うのはいつものことですが、だいたいこの手の絵は一か所どこかで失敗するとダメなんですよね。ミスってもそれを修正しないように心掛けたいものです。

しかしながら、絵に修正はつきものであり、よく修練した人はそれさえも手際よくやるのでむしろ魅力を感じたりすることがあります。絵の不思議な部分です。よく研究しているなと思えるような人に巡り合ったら積極的に意見を伺った方が良いと思います。やっかんで批判に回る愚は絶対に避けた方が良いです。心のあり様としてもその方が立派です。

また、私自身は油彩やガッシュの方にはそれなりに慣れているのですが、水だけで濃度をコントロールして描くのは知らない畑です。従って練習のために敢えてそれをやっているのですが、今にしてもろくなものが描けません。もっとも、最初の頃はまったくお笑い種でして、それを思うと多少はましじゃないですかと自分に言い聞かせながら描いております。モチベも一応は必要ですからね。うっふっふ。

台風が来て急に涼しくなりました。今夜あたり関東に上陸とか言ってます。当家はもう幽霊屋敷に近いのでいつまで持ってくれるか心配な部分は多少あります。もっと古い家が近所にあるじゃないかと言い聞かせていますけれど、実は過去の大雨で壁から水が滲みてきたことがあるのです。殆ど新品の中古と言うことで値引きをあまりしていない。それでも多少の理由があって決めてしまったのですが、壁がかなり傷んでいるのを後になって見つけたのです。裏の路地から眺めるとモルタルがかなりひび割れしてるのです。

まあ悔しいったら。絵を描いても悔しいし日常でも悔しいし、悔しいことばかりですよ世の中は。

愚痴ばっかりでしたが、本日もありがとうございました。

ブツブツブツ…。