風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

カエルが鳴くから

池遊びをしていて夕方になったらそんな歌を唄ったことがあります。何人か居ると大抵誰か一人そんなことを言いました。もう全然記憶ないですけど、カエルって夕方になると鳴くのでしたっけ。

 

 

どこかにカエル一匹描いてやろうかと思いましたが、そこで失敗するのが日常なのでやめました。

この頃は子供の頃の記憶に引きずられて描いています。するとどうしても池や沼が多くなるのですね。子供は皆カエルを掴まえてザリガニ釣りの餌にしていましたが、カエルさんも迷惑だったでしょうね。迷惑どころじゃないね。

小学校に通うようになる直前まで守口市の外れに住んでいたのですが、驚いたことに近鉄バスが当時も門真と天王寺を結んで走っていまして、そこからよく門真にも天王寺にも出かけました。京阪バスに乗れば土居へ行けたと思います。母に連れられてよく土居へ買い物に行った記憶があります。

門真では某家電メーカーの大きなネオンの看板が見えていました。初めて就職したのがその家電メーカーで、幾つもある事業部の一つでした。

守口と門真は隣り合わせていて、後で知ったのですが、その事業部から当時住んでいたところまでは歩いていも知れている距離で、分かっていたらきっと歩いてそこを訪れたと思います。ストリートビューを何気に見ていて気付いたのです。頭の中の地図ではずっと離れて居るのでした。

随分昔の記憶も場所がそんなに近くだった。それを知らないで働いていた。なんだか次元を感じさせる不思議な感覚です。双方遥かな昔です。

ところでカエルってかわいいイメージがあるのですが、近頃動画を眺めていると、連中はなんでもパクつくのですね。蜘蛛でもなんでもガブッと行く。

ちょっと引きますよね。

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追。

この記事は22年11月の記事の画像に筆を入れて描き足したものです。