風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

過去ブログからの移動です--2

しばらくは単純な移動が続くと思いますがよろしくお願い申し上げます。 裸婦素描 花 裸婦素描 裸婦素描 オオット! 単純な移動なので文言はありません。強いて言えばご覧の通り細部を一切無視する暗示描画です。

過去ブログからの移動です--1

ポチポチと、前身ブログから移動したいと思います。当初はこの程度の裸婦のラフな描画を楽しむブログとして開始しました。全部を持ってくる必要はありませんが、いずれあちらは閉じるつもりで居ますので、多少リサイズしたりで三点ずつこちらに移動したいと…

佇む少女

たまには人物モデリングです。時々はやっておきませんと。これは勘所だけをピッピッとやって雰囲気を暗示する描画です。シュッとした良い姿勢が表現できれば良いですね。 佇む少女 このブログは、前身ブログである--アートダスト--に於いて、本来は裸婦の単…

路地からイメージを描く

形抜きの練習ですが、一見、南欧辺りの狭い路地に見えます。真ん中下に黒いシルエットの男を立たせたら、昭和三十四十年代の劇画のイメージを彷彿とさせます。 路地 当時の貸本漫画(漫画劇画とややこしいですが)のネタは殆どがミステリーハードボイルド系…

寂れ野

侘び寂び----とでも言えばよいのでしょうか。日本人は、何故かここに無性に惹かれる民族のようです。 寂れた野 これは風景クロッキーに近いものですが、ただの雑木が生える寂れた雑野です。雑野なる言葉があるかどうか知りませんが、それ以外の表現が思いつ…

朽ちた樹木

朽ちて横倒しになった根っこから枝が尖るように伸びている光景です。例によって半分抽象を狙っています。あまり上手くは行きませんでしたが…。 朽ちた根っこのイメージ 気を付けねば、根っこは形そのものがオカルトしています。ホラー系の映像には切り株や根…

花びらを抜きで描く

練習する必要があると思われるものはやるしかありません。 これは過去記事の光抜きやネガティブデッサンの類です。 塗り残し描画で最も厄介なのは大小様々な花びらが折り重なっているようなところじゃないでしょうか。見るだけで溜息の出そうな時もあります…

怪し野

京都に--化野(あだしの)--というところがあります。昔、葬場だったといい、念仏寺なる寺もあり、如何にもなその名と雰囲気です。若い頃、社員のリクレーションで行ったことがあるようなのですが、全然覚えていません。当時の私の脳みそは全然別のところに…

リバーサイド

川べりに行くと普通にある風景です。いつものごとく水墨画風です。ぼやっとした雰囲気ですが、下の畑や草むら付近をちょっと失敗しました。表現が合いませんでいじり過ぎました。 川ベルの風景 でもまあ、そういうことを繰り返すのが練習ですね。そう思って…

化石

前回とはまったく違った描き方です。化石からイメージした、ほぼ抽象画の表現です。どことなく三葉虫を連想して頂ければ幸いです。 この絵にはボカシの要素がありません。しかも筆の操作は直線的です。鋭角的にゴツゴツした岩肌の感じで描いているので当然で…

静謐

以前からやっている単純思考です。なるべく描かないで暗示的なスタイルです。 照らされているハイライト部分だけを鋭く抜いて、後はぼかすのみで静謐な感じを表現できないかを考えました。その対比のみで物事を暗示できればとあれこれやっております。言って…

売れないミュージシャン

これはまた今までの描画とは違う表現ですが、時には違ったことを模索したくなります。コケる場合もあるし、なんとかなる場合もある----ということなのですが…。 こういうものが受け入れられうかどうかは分かりませんが、ひとつの取り組みです。可能性はどん…

思い切りの単純--2 畔を描く

単純な型抜きによる暗示描画です。畑に見えなくもないですが、池か沼の畔を連想して頂ければ幸いです。 畔 ずっと取り組んでいることですが、最大限手数を少なくして描くやり方で、クロッキーとも言えなくはないですが、それよりもっと単純です。要るものと…

ラフな裸婦モデリング--3

私は文字が全然駄目で学もないので文字も知りません。最近は特に知っていた字さえ忘れがちです。 しかしどういう訳か書を見るのは好きなのです。私にはあれは絵に見えます。そして、偶然でしかないことは言わずもがなですが、時には本当に墨で描いた素描に見…

ラフな裸婦モデリング--2

せっかくなので3日ほど裸婦モデリングを続けてみたいと思います。 裸婦モデリング いちいちラフなと言わなくてもいつでもラフなんですけどね私の場合。でもやっぱり後ろ姿。どこかにそんな歌がありましたね。覚えていませんけど。 偶然手の上に鳥が止まって…

ラフな裸婦モデリング

このブログは、元々は単純化した裸婦の素描を普段の練習としているブログでした。しかしいつの間にかその他諸々が多数になってしまいました。たまにはやっておかないと修練の届かない者はすぐに感覚を失いがちです。 というわけで久しぶりの練習です。全然鈍…

草花揺れる

抜きの練習に戻りました。描くのにいつも難儀する草花の生い茂りです。ぱっと見れば、いったいどうやって描けばよいのかと頭を抱えそうなところです。しかも風に揺れています。 複雑なところでも、何らかの整理の仕方はありまして、絵は大方そこに集約してい…

怪魚形宇宙船藻の宇宙を行く

一般絵画からガラッと変わってのSFシーンです。モヤモヤした海底の藻の集合体みたいな空間を行く宇宙船----のつもりですが、潜水艇でもいいですね。色んなものを参考にしていますが、今回はちょっと慎重にシーンを考えました。 子供の頃から雷魚とか古代魚と…

畔の木

単純な形抜き光抜きの練習です。四の五の言わずに時々はやっておかねばいけないものです。どうせやらねばならないものはやるしかないという、その類の練習です。 これも必ずしも狙い通りに進んだ訳ではありませんが、練習は練習ですので、うまく行っても行か…

古墳

周りに水を湛えた古墳のイメージです。暗示描画ではありますが、極普通の風景画です。突然何の脈略もなくこういうものを描きたくなります。 墳丘の上の樹木を黒くし過ぎましたが、失敗と言う程でもないので一応の展示です。一枚一枚が経験です。 私は廃墟と…

野の花の抽象的表現

全くの抽象表現ですが、野に咲く花です。ここまで行くとさすがに具象の部分は殆どありませんが、これもイマジネーション絵画と言って良いと思います。 色が加わると意図は割とはっきりしますが、モノクロではほぼ抽象表現になります。しかしそれでも、モノク…

森騒ぐ

ちょっとこだわりみたいなものが出てきまして、しばらくこの類を続けたいと思います。あちこちしくじってもおりますが、まあ良しとして置きましょう。完璧なものなどなかなか存在するものではありません。 春には何故か強い風の日があります。時にはいきなり…

水面キラキラ

思いつくまま描いております。順不同、関連なし。申し訳ありません。 水面はなかなか魅力のある描画対象です。しかし揺らぐ水面や底の表現はなかなか難しくて大変です。写真でもなんでも使えるものはなんでも使って何度も描いて練習するしかありません。反復…

市街戦

メカと言うほどではないのですが、市街戦で作戦中の装甲車みたいなのを想定したラフスケッチです。 最近はあまりこの手のものは描きませんが元々は好きで描いていました。単独のメカを描くのはなかなか楽しいのですが、ここでは飽くまで絵画としてのイメージ…

あくびをしている間に原野を描く

と言うと大袈裟ですが、例えてみればトイレを我慢しながらでも描ける程度で出てくるものを探っています。探っているのは描画と集中力の関係です。全然違った描き方をしていますが、これは先日6日の記事と関連するものです。老いぼれの脳みそに集中力があるか…

噴火したぞ!

と言っても火山からの噴火ではありません。畑から溶岩でも吹き出した感じです。 実は上部を失敗してヤケクソになって絵の具を散らしたのです。しかも最初は逆さまに描いていました。 以前から申し上げております。。このブログはモノクロルール以外は何でも…

ドーッとやる光抜き

強い光を受けている部分だけを大胆に抜いて、あれこれはもう言わない----を目指した描き方です。樹林をバックにしたゴツゴツした岩の、ハイライトの部分をやや大袈裟に、かっこよく言えば大胆に抜いて、後は細々としたものは描かない。大方を暗示に任せるこ…

触らないはずが…。

昨日の記事の絵に後日筆を加えました。そのまま置いておこうと一旦は思ったのですが、ついやってしまいました。 背景など、随分違った印象になってしまっています。これひとつポンと見せればなんとなくなのですが、私としましては、ちょっとしくじりました。…

一回やったら触らない

いつも申し上げておりますが、このブログはなるべくいじらない単純化を目指しています。しかしついつい手を入れ過ぎることが多く、反省を強いられます。 どこにでもある風景です。描かないことで別の世界になります。 このブログは完成画を目指しているので…

ビル街

例えれば、時間に追われるような感じで光のイメージだけで描いたビル街の絵です。以前もやりましたが、今回はやや違った描き方をしています。 雑派な描き方ですので最低限の説明をさせて頂ければ、夕方の、車のライトが灯り始め、ショーウインドウから洩れた…