風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

あくびをしている間に原野を描く

と言うと大袈裟ですが、例えてみればトイレを我慢しながらでも描ける程度で出てくるものを探っています。探っているのは描画と集中力の関係です。全然違った描き方をしていますが、これは先日6日の記事と関連するものです。老いぼれの脳みそに集中力があるかどうかは、一応気になるところではありますが。

素早く原野のイメージを定着する

整えようとか仕上げようとかを考えないでできるだけ短時間に雰囲気を定着する練習です。ここしばらくは同じような練習を続けていますので、同類の絵が続きました。

 何度か申し上げていますが、短時間で描くことが至高であると言うことでなく、これは単純にひとつの練習方法です。そもそもは人物クロッキーも作品と言うよりは観察力と集中力を養うための単純な練習でした。これも似たようなものですが、手っ取り早く言えば、下描きをして塗る----という考えから離れることがひとつの目的です。水墨画も同様だと思います。下描きを考えていると、あれは成せないと思います。

私は近隣の山に潜り込む癖がありまして、時には方向がわからなくなってさまようことがあります。陽が暮れるまでに出てこれないと危ないのですが、叫べばどこかに聞こえる程度の名もなき小さな山ですので、事なきを得ています。しかしそういうことが好きなので、原野や山中を描くことが多くなっています。

この頃、人物系やメカ系がおろそかになりつつありますので、そろそろ頑張らないとと思っております。

本日もありがとうございました。