風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

ラフな裸婦モデリング--3

私は文字が全然駄目で学もないので文字も知りません。最近は特に知っていた字さえ忘れがちです。

しかしどういう訳か書を見るのは好きなのです。私にはあれは絵に見えます。そして、偶然でしかないことは言わずもがなですが、時には本当に墨で描いた素描に見えることがあります。

暗示的な裸婦モデリング

ラフな裸婦モデリング

あの感じを素描にも欲しいと思うのです。しかし書のブログなどを拝見しても、とても私の軟弱な頭には入りそうもありません。従って絵に関してのみ言わせて頂ければ、絵は結局の所、描く人の修練や心的態度や思考がモロに出ているものであって、つまりは一目瞭然のものがあります。

その部分は、どんなに言葉を重ねてもごまかせません。自分は、或いは自分たちがどんなに立派な態度で描いているかなどと言っても、それはむしろなにやらを白状しているようなものだと思います。絵を描くなら、なるべく言葉は慎んだ方が伝わるものはあるように思います。

書に関連付けている訳ではありませんが、普段の練習でも安物の習字筆をつかう事が多いです。あまり高い道具では、私などの場合、完全に道具負けしてしまいます。道具に関して言えば、なんでも絵は描けるので、百円均一でも使える筆はあるかも知れません。

本日もありがとうございました。