風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

畔の木

単純な形抜き光抜きの練習です。四の五の言わずに時々はやっておかねばいけないものです。どうせやらねばならないものはやるしかないという、その類の練習です。 

畔の木をネガティブデッサンで描く

これも必ずしも狙い通りに進んだ訳ではありませんが、練習は練習ですので、うまく行っても行かずとも淡々とやるしかありません。単純な形ならともかく、樹林などはかなり厄介です。

以前から申し上げておりますが、抜きの練習は透明水彩には特に必要な練習だと思いますが、でなくても押さえるところと残すところの観察は全てに役立つと思います。不透明や油彩であってもパターンを明快に整理できれば妙味が生まれると思います。

油彩にも、いわゆる--おつゆ描き--と言うのがありまして、透明水彩のような軽妙で魅力的な表現ができます。おつゆ描きは製作を進めていく初期段階の下描きのようなものですが、その段階で非常に魅力的な場合があります。精々の私にも経験があります。その段階で--おやっ--と気づくのも練習の一コマですね。