風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

森騒ぐ

ちょっとこだわりみたいなものが出てきまして、しばらくこの類を続けたいと思います。あちこちしくじってもおりますが、まあ良しとして置きましょう。完璧なものなどなかなか存在するものではありません。

騒いだ森のイメージ

春には何故か強い風の日があります。時にはいきなりの突風があります。家の壁に何かがぶつかるような音さえします。例えればそんな日の森のイメージです。これはまったくイマジネーション優先の脳内イメージです。

と言って、別にそれのみを目指しているのではなく、これも単純に描画の練習のひとつのスタイルに過ぎません。私は絵画は何でもありと考える方ですので、思いつく限りの描画を試しています。イメージを浮かべることが可能ならどんな助けを用いても良いと考えますので、何かの端くれからイメージを浮かべても一向に差し支えないのです。言ってみればこれもそんな類の絵です。

絵には様々な形がありまして、写実風もあれば完全にイマジネーションを優先するものもあります。しかも不思議なことに、写実よりもイマジネーションで描かれたものの方によりリアルを感じることがあります。これは一見奇妙なことかも知れませんが、リアルの解釈も一通りではありませんし、どちらがどうということもありませんが、私は今の所、しばらくはこの形を探ってみたいと思います。

本日もありがとうございました。