風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

林の小径

近所の林のなかの小径です。ほとんどクロッキーです。 

イメージを素早く定着する練習

林の小径

散歩をしたときに写真を撮っておいたはずなんですが、失くなってしまったので、空想で描きました。

空想なんていうと随分ヤクザな描き方に聞こえるかも知れませんが、コンセプトやる人なら当たり前のことだと思います。頭に浮かんだイメージをなるべく早く定着する必要があるので、彼らはそのような訓練をしています。手早いスケッチを、とにかく描いてから完成を目指します。

ちょっと逸れますが、五輪の最中なので、卓球なんかもぼんやり見ていました。あんな小さなラケットで、ただ転がってきただけの玉を打ち返すだけでも私には不可能なので、とても人間業とも思えぬ仕業はやっぱり反復する訓練による能力の向上と言うしかありません。

そして絵を描く者にも当然これは必要なものです。無数に方向があって、それのみを比較できないということはあるにしても。

絵に限ったことじゃないですが、できる練習はなんでもやれば良いと思います。競技と違って、絵は競うものではない----ということだけは押さえておくべきだとは思いますが。

といいつつ、現実には多くの人が競いたがりますけどね。

本日もありがとうございました。

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追記

おやおや、この絵の元は昨年の12月に一度公開していますね。最初にサッとやって、上からもう一度と思ったのですが、クロッキーに近いものなのでこれでもいいやとUPしたようでした。耄碌した頭はもう半年も経つとすっかり忘れてしまいます。

途中で放置したものかと思って今回もう一度筆を重ねたのですが、元々が記憶で描いたようなものなので今回もその状態です。さすがに重ねた分重しが効いていますが。

しかしそれにしても、よくもこんなに忘れるものなかと、唖然とする思いです。買い物に行っても大事なものを忘れるなんてしょちゅうだし、ほんとに情けないです。DHAとかをなるべく食べないといけませんね。

改めて本日もありがとうございました。