風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

隠者の森

案外あの世が近いのか、この頃こんな風ばかりを考えます。自分はまだまだ隠者とはほど遠いし、酒も色もまだまだ捨てたくありませんがね。お金もそうだと言いたいですが、これは元々ありませんものね。

隠者の気配ある森のイメージ

隠者の森

実際に森へ入ると虫が多いし夜は怖いし冬は寒いしで甘いものじゃありません。おまけに場所によってはクマも出るしで実はかなり危険な所です。蛇蜘蛛ムカデは当たり前ですしね。

実際に森とも言えぬ精々街外れの林でさえ周辺とは隔絶されていて、過去にも様々なミステリアスな事件が起きています。それなのにどうして森のイメージに惹かれるのか、自分でもちょっとわからない部分があります。私は海の近くの生まれなのに。緑の館とか、あの辺のイメージが強いのかな。子供の頃に沁み込んだ印象は強いですから、案外そうかも知れません。

偶然なんですが、真ん中にねずみ男みたいな真っ黒な奴が居る気配ですね。いよいよ私の絵も怪しくなってきました。もう少し頭部を黒くして杖でも描いてやろうかと思いましたがやめました。そこで失敗したら元も子もない。実際いつも同じ失敗をしています。この手の絵は一発ググっとやったら後での描き加えは厳禁です。

いつも難しさに嘆息しています。本日もありがとうございました。