うふふ、暗示だけの絵ですが、これはまったく水墨画風になりました。上の棘のような筆跡が余計でしたね。やっちまいました。
これは風景のクロッキーのようなものですが、白い部分を塗り残すだけで暗示しようという試みなのでネガティブペイントとも言えるものです。
風景は人物と違って主体とその他の区分けが基本的にありません。理屈っぽく言えばあるのですが、どこを主題と考えても風景の場合はあれこれがモザイクのように入り組んでいます。これをどう素早く暗示的に捉えるかが練習の眼目なのですが、なかなか厄介です。捉え方が人によって違うのですね。
凡そ興味深く感じたものは何でも記録して置いて練習に活かすのが良いと思います。チラシの片隅にだって興味深い明暗やパターンが散らばっていたりするものですから、何故それが興味深く見えるのか、どこにでも観察眼を置きたいものです。
しかし一辺はいつもより短いのに正方形に近いとデカく見えますね。面積の問題ですかね。
本日もありがとうございました。