風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

斜面

何故か斜面が好きなので昔から幾つも描いています。これはその辺のどうってことない土手の斜面ですね。描けた雰囲気からして…。

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斜面の木

この頃の普段の描画と違ってこれは割と大振りの筆だけを使って大雑把に描いています。細部を描かない大雑把な表現はそれなりに魅力があると思います。時々はここへ戻りたいと思います。これも風景のクロッキーとも言えますね。

ひとつの方向にだけ走ってしまうと人の感覚というものはかなりずれて行くものでして、とても馴染めないような混み入った絵を人は時として描きますが、或いはそんな理由かも知れないと思います。事物は全て単純化できることを忘れないようにしたいと思います。

また別の言い方をすれば、例えば剣道や野球や卓球などの、これは素振りの練習に近いかも知れません。絵を描く人にも素振りは要るんだろうなと言う気がしています。

ところでそろそろ裸婦をと思ったのですが、久しぶりにやってみたら全然感覚が消えておりまして、元々それを言うほどのものでもないのですが、描く人の位置に応じてそういうのはありまして、情けないことに笑ってしまうような状態です。

少しの間トレーニングをしたいと思いますのでしばらくはこっちを続けたいと思っています。

本日はありがとうございました。