風の舞い--モノクロームの水彩画

モノクロを主とした裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

妖し

うっふっふ、怪しい不安な雰囲気ですよ。このところ、とんと眼が劣化してしまいまして、そのせいか絵がどんどんこっちに傾いています。形どうこうではなくて雰囲気を描く方向ですね。 眼の苦労の始まりは若い頃からだし、歳を食っての劣化はすでに何年も前に…

溜め池の畔

昔失敗したものがなんとか生きないかとあれこれやっております。溜め池の畔のイメージです。何が失敗しているかというと、つまりはいじり過ぎですね。 どんな場合でも絵画は--拘り過ぎない--というのが大事でして、ところが私は諦めが悪いときていて、何度も…

雨の去った山道

この頃増々抽象がかっています。といっても完全に抽象にはなれず、なんとなく間を目指しているのですが、なかなかウンと言えるところまでは辿り着きません。言葉で説明する必要はないのですが、どことなくタイトル通りを想像して頂ければと思います。左手上…

切通の斜面

切通しときてその次は斜面。急斜面です。以前からしょっちゅう言っております。振り返れば斜面を転がり落ちるような人生。情けないです。 転がり落ちると言ったってそんなに高いところに居たことなんかないですからね、底辺からどん底に落ちたと言えば良いで…

切通し

切通しと言えば鎌倉に有名なところがありますが岸田劉生の有名な絵もあります。劉生先生のは代々木の坂だそうです。代々木には長いこと縁があったのに今まで知りませんでした。 これはそんな日常的なものではなくてモノクロのキングコングが歩いたような険し…