風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

杣人の道

雰囲気出そうと思ってちょっとガチャガチャやり過ぎました。自分としてはもうちょとあっさり目で仕上げたいのです。しかしこれも、現段階の力量ですのでしょうがありません。絵は杣人しか通らぬような険しい山の道--のつもりです。

山の険しい道のイメージ

杣人の道

杣人とは樵(きこり)のことだそうです。木を切って日々を営んでいる人で、山のことを良く知っている人でもあります。私は山の経験がないのにどうして山に詳しい人に魅力を感じるのかよく分かりませんが、山の中では人間心理と結びついた注目すべき事例が沢山あるからでしょう。

かく言う私は精々ハイキング程度しか経験がありません。仲間とキャンプをした経験があるくらいですが、そんな私でも道迷いを経験しています。アレっと思ったときにすぐに引き返して無事ですが、引き返すこと自体難しいことがありました。下りの道迷いは大変です。斜面を登ってはなかなか引き返せないのですね、木の枝が逆になって自分に突き刺さってくる感じです。かなり焦りました。無理やり突っ切って登り切ったのですが、顔にあちこち傷をしていました。遠くに人の声が聞こえてくるような場所でさえそんなことが起きます。

そんな場所で、もし一夜を過ごさねばならない羽目になったらと思うとゾッとします。きっと色んなものを見ると思います。

本日もありがとうございました。