風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

夜の街

ホテルから見下ろした夜の街を連想して頂ければ幸いです。道路やウインドウの灯りで下が明るいイメージですね。

夜の街をイメージして描く

夜の街

狭い通りにある細長いビル。ホテルから出ると賑やかに居酒屋が並び、つい一杯やりたくなる。私の好きなイメージです。用事で遠方に旅をして、ホテルに荷物を置いて身一つで夜の街に繰り出すときのあの開放感はたまりません。荷物を持ったままの居酒屋とは全く別の感覚です。

しかし残念なことに、もう何年もその感触を味わえぬままです。 

SF的な基地をイメージ

基地

と、いきなり話が変わりますが、こうやると未来系の基地のイメージになります。

何度もこのブログで同じことをやっていますが、絵って本当に不思議です。細かくディティールを描いていけば表現ははっきりしてきます。しかし大雑把な明暗だけで表現すると絵は見る人の最もイメージしやすい方向に引きずられます。このことを、私は以前から興味深く感じています。

私が絵を描いている大方の理由もこの辺にあるでしょうか。どんなものでも最初に大まかな明暗に単純化することを考える。線描だけの絵はともかく、コンセプトアートなどでは光を先ず意識する。形は描かずともそれだけで十分に面白いときがあります。このことの重要さを自分自信でもっと認識したいと思います。

しかしふたつ並べるとリサイズされた絵のピンぼけがはっきりしますね。同じ絵なのに。はてなの、ちょっと不満なところですね。

本日もありがとうございました。