風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

筆に馴染みましょう

 

ということで、息の長い線を引く練習のために、思い切り単純な絵を描いてみました。

これはなんでしょうね。

 

切り株の水墨画

 

痩せた切り株です。記号のように思い切り単純に、なるべく大きな筆使いだけで描いてみました。枝が下に垂れていて、なんだか昆虫のような姿ですね。でもこれは、ほとんど行き当たりバッタリの描画なので単純に偶然です。

 

切り株の水墨画

 

これも切り株です。これは普通に枝が上に延びています。ほんとに記号みたいですが、この記事の場合、これで良いのです。

つまり、周りからデッサンして描いていくのではなくて、大きな形を一気に描いてしまおうという考えです。

どこにでも売っているコピー用紙に例の如く古くなった墨汁を使っています。筆は百円均一の習字用の小筆です。

描こうと思ったら歯ブラシでも刷毛でも描けますので、ここでは筆の品質は問題にしていません。つまり、どんな筆を使っても良いので、なるべく息の長い切れ込んだ使い方を練習したいのです。

狙いは筆先を平行移動させることでして、そのためには支点が遠い方が良いのです。筆はどこを持っても自由ですが、なるべく平行に動かせるように腕は全体をフリーにして置きたいところです。手首を曲げてこねると息切れの線しか引けません。勿論、それで用が足りるところはそれで良いのですが。

樹木を描く時も、しなった枝などは、何度も同じところを突くような描き方をすると勢いが失われますし、雰囲気も出ません。どれだけ練習を重ねてもなかなか難しいのですが、狙った方向に、狙った距離だけの線が引けるように存分に練習したいところです。

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ちょっと余談になります。

私は、はてなに来てまだ長くないのですが、時折記事の最後に星が付いているのに気付いていました。

あれはまだよくわからないのですが、要するにイイネマークと同様、応援マークと解釈して良いものなのだと思いますので、お読みいただいている方々にはまことに感謝申し上げます。

しかし、お題----なるものがあるのを最近発見しました。あれはなんでしょうね。落語のお題のようなものですか。一応説明を読んだのですが、今一ピント来ません。

はてなにはセンター寄せのメニューがなかったりで、びっくりすることもありますが、今のところ、なかなか馴染みやすいブログだと思います。

今後もよろしくお願いいたします。

本日もありがとうございました。