風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

劣化墨汁に絵の具を混ぜましたよ

元々やんちゃなことをやっています。乾くと黒が抜けてしまうので、絵の具の黒を混ぜてみました。それも百円均一。

墨汁で描いた崖の絵

ところが意外にイケルんですこれが。黒みがもうちょっと足りませんが、それでちょっと斜面にある切り株を描きました。これも思い浮かんだままのイメージで自由に描きました。

練習ですからうるさく言う必要はありません。どうやら捨てずに使うことができそうで良かった良かった。

これもコピー用紙に百均の習字用小筆で描いています。どんなものでも使い方で面白いです。色々試したいと思います。

本日もありがとうございました。

思い浮かべたイメージ

少々怖い系になりましたので、日常に戻りたいと思います。

随分ラフなスケッチですが、これはほぼ頭の中のイメージだけで描いたものです。

 

ラフなイメージを描く

 

これはメソポタミアのジッグラトを想像して描き始めたのですが、単に丘の上の変な建物になってしまいました。でもそれで全然オーケーです。

 

ラフなイメージを描く

 

これは一応見灯台です。なんだかストーブみたいにも見えます。

これはぼんやり浮かんだイメージを、描くに連れ徐々に具象化する練習です。 従って描ける絵は随分ポンチで当たり前です。

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ちょっと怖いですが

前回の絵には、モザイクになった部分に様々な顔が現れていると書きました。それも、見る人によってはどれだけ出てくるか知れたものではありません。

しかし反面、偶然にできた模様やパターンから別のイメージを連想するのは、私は面白いと思います。

そこでひとつ、その方法で魔物のようなものを描きました。

 

魔物をイメージ

 

ここで言っても遅いですが、苦手な人は気をつけてくださいね。

ファンタジー系のイラストを目指す人なら、その中に出てくる、多少は不気味で魔物っぽいのを描くこともあるでしょう。同じファンタジーでもダークファンタジーと言うのがありますし。

私は今からはもうそれを目指しませんが、描くことは面白いのでちょっと描いてみました。

まったくそっくりに描いているのではありませんので、一見どこにあるかわからないかも知れませんが、よく見るとわかってきます。

 

部分からイメージする

 

ピンクで囲った部分です。この部分は見方を変えればターミネーター風ロボットの正面顔にも見えます。その下にも火星の人面岩のような猿の顔がありますし、周辺にも色々ありそうです。

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森には色んなものが現れる

森はファンタジー----などとと言えば聞こえは良いですが、森は暗くなるとオカルト感満載です。夜の森は怖くて歩けません。

 

深い森のイメージ

 

それはともかく、例えばこのような怪しげな森の絵を描く場合、色んなイメージを参考にさせてもらいつつ、なるべくアレンジしながら描くのですが、以前からあることに気付いていました。

この絵は当ブログのポリシーからは描き込み過ぎていますし、公開する予定ではなかったのですが、記事のために公開することにしました。

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裸婦をラフに練習したい

なるべく学校絵画から離れて、ラフに考えたいと言うことでやっています。

これは型抜きでプロポーションを取っていく練習です。かなり大雑把に薄くモデリングして置いて、周りを描くことで形をとっていきます。

言ってみれば、車の幅寄せみたいなものでしょうか。

 

回りを攻めるモデリング


不思議なことですが、石膏デッサンは描けるのに人物が描けない人は沢山居ます。

反面、漫画イラスト系の人が、人間の表情や動作や勢いやキビを非常に上手く捉えていたりします。これはいったいどういうことでしょう。

 

周から攻めるモデリング

 

もしかしたら、彼らの方が頭が柔らかいのかも知れません。学校絵画が染みついている人は、描画が型通りと言うか、ひとつのスタイルに固執しすぎる面があるように思います。

もっとラフに構えて、ひとつの思考ではなく、私はむしろ、ラフな練習を数多く重ねた方が良いのではないかとある時思ったのです。

これは、ひとつのトレーニングスタイルです。なるべく大雑把が良いのです。先にも述べましたが、これは周囲を埋めるにつれて形を彫り出していく作業です。

細かい形にこだわらず、浮き上がった形に雰囲気が出れば上等です。

これは個人的に私が馴染んだ方法です。様々な考え方があるので色々試すと実りがあると思います。

本日もありがとうございました。

霧雨

霞んだ雰囲気のものを描きました。田園か山里に細かい雨のもやが立っている雰囲気です。以前に描いた雨上がりの絵と似た雰囲気ですが、もっと単純にしました。

 

霞んだイメージ

 

当ブログは暗示ということを考えていますので、なるべく描かないことをモットーにしています。個人的にはこれくらいが好みです。

私たちは、くっきりした形だけではなく、雰囲気を描きたい時があります。そんな場合も、やはり明暗のはっきりした部分とグランデーションになった部分を観察したいと思います。

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筆に馴染みましょう

 

ということで、息の長い線を引く練習のために、思い切り単純な絵を描いてみました。

これはなんでしょうね。

 

切り株の水墨画

 

痩せた切り株です。記号のように思い切り単純に、なるべく大きな筆使いだけで描いてみました。枝が下に垂れていて、なんだか昆虫のような姿ですね。でもこれは、ほとんど行き当たりバッタリの描画なので単純に偶然です。

 

切り株の水墨画

 

これも切り株です。これは普通に枝が上に延びています。ほんとに記号みたいですが、この記事の場合、これで良いのです。

つまり、周りからデッサンして描いていくのではなくて、大きな形を一気に描いてしまおうという考えです。

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