風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

思い浮かべたイメージ

少々怖い系になりましたので、日常に戻りたいと思います。

随分ラフなスケッチですが、これはほぼ頭の中のイメージだけで描いたものです。

 

ラフなイメージを描く

 

これはメソポタミアのジッグラトを想像して描き始めたのですが、単に丘の上の変な建物になってしまいました。でもそれで全然オーケーです。

 

ラフなイメージを描く

 

これは一応見灯台です。なんだかストーブみたいにも見えます。

これはぼんやり浮かんだイメージを、描くに連れ徐々に具象化する練習です。 従って描ける絵は随分ポンチで当たり前です。

全くの想像が無理であれば、取っ掛かりを何かに頼ってもいいのですが、その場合でも、なるべくジロジロとは見ないようにして描きます。なるべくなら想像だけの方が望ましいです。

薄く、ほぼシルエットだけに見えるものを描いてイメージを膨らませると、この辺に影を入れば良さそうだなとか、段々と判断が現れます。もちろん失敗もしますが、これは訓練ですので、数を重ねることを取りあえずは考えたいと思います。

これは前回の記事の意味と通じる部分が大きいですし、モデリングの記事にも描いたことと共通します。

じっくり観察して描くことと共に、片方ではこのような練習が有効だと私は考えています。

ものの見え方の法則というか、表現が難しいのですが、少しずつそういうものが見えてくるような気がしています。

本日もありがとうございました。