風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

跡地

タレントの北野誠さんとか、作家の中山市郎さんとかがTUBEで語って居られる話に--山の牧場--と言うのがあります。一部のアレなファンの人たちにはすっかり有名な話ですが、私は時折仕事をしながら途切れ途切れに聞くばかりで、話が長いので未だに話の全容が掴めません。

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跡地

そもそもは牛の牧場だったと推測されるそうですが、調べてみると妙なところが幾つもあって、その話が中山市郎さんの十八番になっています。心霊スポットの一種なんでしょうか。

場所は最初北海道かなと思っていたのですが、実際は兵庫県らしく、放置された牧場の雰囲気が妙だとかで、ちょっとしたミステリーになっているようです。それなりに調べれば現地にも行くこともできるそうですし、写真もあって建物も残っているようです。話そのものはオカルト風の創作だとの意見もあるみたいですが、牧場そのものは存在していて、何等の事情で放置されたようですね。

私は元々ミステリー系が大好きなのですが、この牧場に限らず、何かがそこにあったけど、何らかの事情で放置されて廃墟もしくは跡地だけが残っている。しかも誰も手を付けない--ときた日には、もうそれだけで充分にミステリーです。

私は適当な聞き流しから想像される荒涼とした雰囲気を勝手に想像していまして、この絵はそのイメージに近いです。

絵はほぼ一発描きです。普通一発描きなどと言うと、そのこと自体を自慢したがる人が少なくないのですが、ここではそういう意味合いはありません。その感覚でないと描けない雰囲気を探していると、単にそういうことですね。絵の幅は広いものです。

本日もありがとうございました。

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追、作家の中山さんは一郎ではなく市郎さんでした。訂正いたします。