風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

枝絡み

木の枝なんて代物は随分描きにくそうな感じがします。枝はあっちこっち生えまくることが多いので、ややこしくてなかなかこなせません。

そのせいか、枝だけを描く人はあまり見かけないと思います。たいていは脇役です。

絡む枝を描く

しかし工夫すればなかなか描画対象として面白いのではないでしょうか。あれこれと色んなことをやってみたいと思います。

枝は写実的に描いても、うるさくなるばかりであまりおもしろくなさそうです。何度か述べていますが、しつこい質感描写に陥ると描かれたものはお化けになりがちです。

物には気質性質というものがあって、それが掴めればそのままを写しとるような描き方をする必要はないと感じています。

完成された絵を描く前に、木なり石なり水なり、その他の物でも、単独に事物をよく観察して素描を繰り返すことも必要だと感じます。

本日もありがとうございました。