風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

爆発したぞ!

爆発の瞬間ではなくて、直後に何かが燃えている雰囲気でしょうか。

意図せずに描かれたものが何かに見えてくる。私にはそれがとても不思議です。実はその辺が、私が絵を描いている大元だったりします。

爆発のイメージ

 描くに連れて意図せずに別のものに見えてくる。この辺のことは語ってもなかなか通じないので周辺には語りませんが、個人的には非常に面白く感じています。

今回の絵は、何らの意図もなくぼんやりと描き始めました。できるだけ作為を持たない。途中で何かに見えてきたらそのように描こうというスタイルです。

 そういう描き方をする人をほとんど見かけませんが、私は脳を柔軟にする意味で取り組む価値はあると思います。ああ、こう描けばこう見えるんだとか、そんなところですかね。結局絵の修練はそういうヒントの積み重ねだと思います。

この絵は途中でなんだか山火事か、何かが爆発してその後に煙をあげているかのように、私には見えてきました。

ほとんど抽象画の分野かも知れませんが、多くの人はその間を揺れ動くと思いますし、もちろん、資料を丹念に研究してリアルに描く方法もあります。

面白く感じている間は何でもやってみようと思います。

ああしかし、この絵も偶然に縦に要らぬ筋が入ってしまってますね。反省です。

本日もありがとうございました。