風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

怪しげな光景

先日光り物をやったついでに、今度は怪しい雰囲気を描いてみたいと思います。

怪しげな雰囲気の山

と言っても私が描くものは概ね怪しげなので何を今更なのですが、それはともかく、私達は目に見えている、基本的に動かない--物--を描く以外にも、雰囲気を描きたいと思うきがあります。

概ねどんな雰囲気でも、それを醸し出すのは光と空気感の仕業です。それは全て明暗をコントロールすることで表現できるものです。色の問題もありますが、取り敢えずは明暗を考えたいと思います。

 こういう時に最も面白くて、いわゆる--ネタ--になるのは気象だと思います。山へ行けば怪しげな光景に普通に出食わします。都会でも海でもそれはあるのですが、取り分け山は怪しげと危険が隣り合わせです。

単独で山歩きをしている時に、空が怪しげになるとちょっと怖くなります。私は高い山には登りませんが、それでも樹木で周りが遮られていると何かありそうな気がしてきます。

しかしそれでいて、怪しげな気象状態は、どこかドラマチックでワクワクするものがあります。

一般的に絵を描く人の多くはこのようなシーンは、多分考えないでしょう。しかし是非取り組んでみたい面白い対象だと思います。

どこにでもワクワクするシーンは転がっています。自分の絵心がそそられるような物は何であれ描いてみるのが良いと思います。

しかし、狙いよりちょっと滲みが広がりすぎました。明るい部分をもっと空けるつもりでした。

本日もありがとうございました。