やりかかっていましたので、もう一点だけ光りものをUPしておきます。
空を少々怪しいものにしてやろうとつい色気が出て、予定よりもカブってしまいました。光の主体より明るい反射はありませんのでこれは失敗です。他にもあれこれミスっていますが、臆せず練習したいと思います。
光を意識するのは意外に難しいのですが、私達は光の中で生きていますので、絵を描く者としてはこれを意識せずに居れません。光をうまく扱うことができれば魅力的でドラマチックな描画が可能になります。
闇の中で薄ぼんやりとしたものがあったり、射光を放ったりするものもあります。どれもなかなか手強くて大変です。
デジタルでは割と楽にできても、物理的な画材を使った描画では失敗のストレスがありますしなかなか大変です。しかし、それはそれで面白さがあります。
これも光の部分を抜いているので、抜きの描画ですが、ガッシュなどの不透明な描画では別の表現が可能です。暗いバックの上に厚く明るい層を乗せることで光を表現できます。
しかしそれは簡単ということではなくて、むしろ抜きだけでやるよりも難しい面があります。不透明では双方向の描画に通じなければなりませんし、展色性も透明水彩に比較するとかなりしんどいです。
本日もありがとうございました。