切通しと言えば鎌倉に有名なところがありますが岸田劉生の有名な絵もあります。劉生先生のは代々木の坂だそうです。代々木には長いこと縁があったのに今まで知りませんでした。
これはそんな日常的なものではなくてモノクロのキングコングが歩いたような険しい切通しです。モノクロのコングを知っている人ってどれくらい居るかなあ。驚くことに1933年。モノクロ故にできたことだと思いますが、今の映像よりあの方が絵画的で良かったと私は思います。あの島、髑髏島とか言いましたっけ。そんな名前だったかな…。
でもあの映画、コンピューターで着色したのがあるらしいです。どんなものなのかなあ…。
随分粗っぽいですがこれは大きな平筆だけを使って描く練習をしています。筆は大きいまま。細部はエッジを使うのですね。輪郭を描いて塗るような描き方からちょっと離れて筆でモデリングしながら描きます。概ね不透明故にできることですが形を追いかけるのではなく陰影を置くことで形になることを目指しています。昔からある描き方です。
とはいえ随分大雑把なのでちょっと引いて見てやってくださいませ。切通しの絵は以後も何度か出て来ると思います。
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五月も終わってしまいました。五月には町内掃除もあったのですが、サボってしまいました。睡眠時間逆転で起きられなくて。元々深夜族なので集会に出るのもしんどい。あんなことがあって役を変わってもらってほんとに良かったと思っています。
でもね、町内には一切何もしないところがあるのですよ。町内の問題一家。聞けば意外にあるみたい。当番もしないし町内費を集めるのも一苦労。そういうのにちょっとばかり注意して、とそんな話にもなるのですが、寝た子を起こすことになるぞとかボソボソ言ってて…。聞くだけでややこしそう。何だか恐ろしい。いっそそう言うのばかりでどこかの恐ろし気な島に集まって町内を形成してくれればいいのですよ。誰も何もしないのでいつか腐るでしょうね。
思うのですが、もう駄々こねて何もしない不良で生きる輩の勝ちですね。結局のところそうなんだ。変だと思われても厚かましく生きる。これでございますね。
できもしないことを言うとりますが…。