風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

単純な明暗にしてしまう

物事を観察するときには、明暗の配置がどうなっているかに良く注意して、なるべく単純にすることができればと考えて居ます。

 

単純な明暗

何かを描こうとした場合、細かく散らばる形をできるだけ大雑把な明暗のパターンにしてしまいたいのです。それも以前から申し上げているように二段階か三段階で十分で、それ以上は必要はないと思います。

これは練習なので、作品を考えない方が良いと思います。つまり絵になっている必要はないという事です。ミエや色気は排除です。

 

船を単純な明暗にする

お、これはどこかの軍艦です。半分潜水艦みたいです。風景と違ってこのように形の明確な物に関しては、大雑把な明暗を配置した時点でプロポーションが取れていると喜ばしき状態です。 

私は早描きを言うのは好きではありませんし、訊きもしないのに作成時間を言う人が苦手ですが、この場合は、早く描かねばお尻に火がつく感じでやると面白いと思います。最初は荒っぽいばかりですが、この場合はじっくりやるよりもその方が練習が生きると思います。

と同時に、筆の練習をすると良いと思います。色んな筆を使って、ぶつけたり引っ張ったり押し付けたり、どう扱えばどんな筆跡を残すか試します。安価な筆が意外に面白いです。

と言っても、高価な筆をあまり使ったことはありませんが…。

本日もありがとうございました。