ネガティブ思考という意味ではありません。負の形の認識を目的としています。
しばらく裸婦や人体のモデリングがお留守でした。このブログは半分はそれらに関する記事を書くつもりでした。
昔から、凡そ人体に関しては三日も間隔を開けると腕が鈍ると言われています。達人にしてそうでありますから、私など三日もやらねば、すっかり忘れてしまいます。
なので、久しぶりに練習をしたいと思います。なんとなくわかると思いますが、これは人形です。姿形も顔立ちも随分アレンジして描きました。一般的なモデリングではなくて、周りを描くことからモデリングする考えです。
練習は失敗が命ですが、それでもあちこちしくじって居りますね。
その描き始めです。主体から描くのではなく周辺から描きます。物の形とそれを取り囲む周辺の形を認識することは、なかなかうまく行かないで大変ではあるのですが、しかし同時にやってみるべき面白さと意味があると思います。先日も同様のことを述べましたが、形抜きを思考するのですね。
中途の段階です。しかし、これは例えてみると鏡を見ながら自分の髪の毛を切るような、勝手にならない部分があります。考え方があべこべの部分があるからでしょうが。それでも、我慢強く取り組んで見る面白さがあると思います。
じゃあ、単純な線描をするときにはどちらを考えるのか、その辺にもまた興味のある問題が隠れていると思います。
世間ではネガティブペイントとか言われていますが、ここでは素描力を鍛える目的ですので、ネガティブデッサンと言っておきます。
どっちでも良いのですけど…。
本日もありがとうございました。
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追記。中途段階の画像(三枚目です)を忘れていましたので本日27日に追加しました。